『自分を知るための社会学入門』を読んで

 著者の岩本茂樹氏は関西学院大学の教授。その地域性もあってか、最初の話題が「つるつるいっぱい」という福井県の方言に関することだったので、興味深く読みました。『赤と黒』や『こころ』などの文学作品を社会学的に分析する部分も、分かりやすくて面白かったです。