2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ホントにすごい!女性脳! 『鈍感な男 理不尽な女』

著者の黒川伊保子さんによると、女性脳は右脳と左脳をつなぐ神経線維の束(脳梁)が、男性脳より約20%も太く、右左脳の連携が男性脳に比べ数十倍もいいとのこと。例として、ある主婦の話を挙げていました。(以下、抜粋) ある日、買い物に行ったら、風邪薬…

段ボール危機!?(10月31日「日本経済新聞」)

本日の日本経済新聞の第2面「真相深層」というコーナーに、段ボール危機のことが書かれていました。(以下、抜粋) 米中貿易摩擦の余波で、国内で段ボールが不足する懸念が広がっている。最大生産国の中国が段ボールの原料となる古紙の調達先を米国から日本…

女性を幸福にするために 『鈍感な男 理不尽な女』(幻冬舎)

図書館の心理学コーナーで見つけた本『鈍感な男 理不尽な女』。著者の黒川伊保子さんは、男女の脳の働きの違いを元に、女性に対する接し方を、わかりやすく書いてくれています。「記念日をより効果的に過ごすために」という項目では、プロセスを味わい尽くす…

EUについて 『世界経済入門』(講談社現代新書)

『世界経済入門』のEUに関する部分、あまり理解できなかったのですが、本日図書館に返しに行くので、印象に残った部分のみ抜粋しておきます。(以下、抜粋) ①EECやEUが、ヨーロッパの発展に寄与したのかどうかは、明らかでありません。共通通貨であるユーロ…

EU離脱の影響(10月29日「日本経済新聞」)

イギリスのEUからの離脱、日本には関係ないと思っていましたが、昨日の日本経済新聞に、日本企業への影響が書かれていました。リード文の一部のみ抜粋しておきます。(以下、抜粋) 英国の欧州連合(EU)離脱交渉が進むなか、同国に工場がある日本の自動車部…

迷路の夢は何の警告?

久しぶりに「迷路の夢」を見てしまいました。今回は、学校バージョンで、ひょんなことから別の学校(ウラの世界のような場所)に入ってしまい、ちょっと焦ったのですが、それまで自分がたどったコースから冷静に判断し、「ここしかない」と思った抜け穴を通…

体育系の芸術大?(10月28日 全日本大学女子駅伝)

昨日行われた全日本大学女子駅伝、大阪芸術大学が8位になり来年の出場枠を獲得したとのこと。ちなみに、日本体育大学は11位。芸術大学が体育大学にスポーツ競技で勝つって、すごいことだと思いました。(報道機関は、あまり取り上げていませんが。) それ以…

京都の疎水は128歳!(10月29日「日本経済新聞」)

本日の日本経済新聞に、京都の疎水のことが書かれていました。(以下、抜粋) 疎水のⅠ期工事は1890年(明治23年)に竣工。琵琶湖から導いた水は京都市民の水道水源になった。翌年には一般供給用として国内初の水力発電所である蹴上発電所が運転を始め、紡績…

エリートの不遜さ(10月28日「読売新聞」)

昨日の読売新聞の書評欄で『戦慄の記録 インパール』という本が紹介されていました。大反響をもたらしたNHKスペシャルの書籍化とのことですが、この本の最大の読みどころは、齋藤少尉の日誌と回想録を発見していく過程だそうです。(以下、抜粋) 回想録には…

ファミレスよりも大衆食堂! 『大衆食堂パラダイス!』(ちくま文庫)

ちくま文庫の『大衆食堂パラダイス!』には、著者のエンテツさん(遠藤哲夫氏)の、大衆食堂への限りなき愛が満ち溢れています。(以下、抜粋) 都会の広大な大衆食堂空間の中央で、ちょっとだけ流行り、華々しく騒がれた「洋」のファミリーレストランやファ…

汚い言葉の効用!?(10月27日「朝日新聞」)

昨日の朝日新聞の書評欄で『悪態の科学 あなたはなぜ口にしてしまうのか』という本が紹介されていました。(以下、抜粋) 全員で下品な隠語を使うチームのほうが、使わないチームよりも労働効率がよく、メンバー同士の結びつきが強く生産性が高い。しかもこ…

『もののけ姫』の思想 『宮崎アニメの暗号』(新潮新書)

昨夜、久しぶりに『もののけ姫』を観ました。5回目ぐらいですが、最後まで見入ってしまいました。 ところで、新潮新書『宮崎アニメの暗号』には、「宮崎駿の思想は、『もののけ姫』において頂点に達した」と書かれています。(以下、抜粋) その昔、日本にお…

一帯一路構想 『世界経済入門』(講談社現代新書)

『世界経済入門』に書かれている、中国の一帯一路構想の説明がわかりやすかったので記録しておきます。(以下、抜粋) これは、政府が主導する側面が大きい政策で、中国を起点にヨーロッパへ向けて陸路や海路でインフラ整備を進め、巨大な経済圏を構築する構…

好きな百恵ちゃんの歌(10月27日「朝日新聞」)

本日の朝日新聞のおまけ版(?)にある「beランキング」は、「私の好きな山口百恵さんの歌」というタイトルを掲げ、アンケート調査(回答者数1396)の結果(1位~20位)が載っていました。ちなみに上位5位までを書いておきます。 ①いい日旅立ち(972票) ②…

創作の苦しみ 『暗殺者』(車谷長吉)

直木賞受賞作『赤目四十八瀧心中未遂』を書き上げた時のことについては、以前何かの作品で読み、このブログに書きましたが、『暗殺者』というエッセイにも書かれていたので、抜粋しておきます。(以下、抜粋) 私は今年平成十年の正月明けに、文藝春秋から『…

やっぱり強い!アメリカ経済 『世界経済入門』(講談社現代新書)

他人の貧乏話ばかり読んで喜んでいるのも、いかがなものかと思われたので、講談社現代新書の『世界経済入門』を読み始めました。専門用語などの説明があっさりしていて、速く読める半面、分からない部分もあります。現時点において特に印象に残ったのは、ア…

お金にまつわるアンソロジー 『大貧帳』(内田百閒)

百閒先生の「貧」に関する話を集めた『大貧帳』(中公文庫)、印象に残った点を適当にまとめておきます。 ①学校を3校掛け持ちしていた時にも、いろんな事情で、お金に困らなかった月は全くなかった。 ②お金を返すために、別のところから借りるということを…

貧乏文士 『痩我慢』(車谷長吉)

エッセイ集『錢金について』に収められている『痩我慢』に、文士の経済状況が書かれていました。(以下、抜粋) 文士と言うと、時々新聞や雑誌に名前が出るので、一見花のある生活をしているように思われる向きもあろうが、併し私の如きしがない私小説作家は…

他人の貧乏、蜜の味? 『錢金について』(車谷長吉)

現在、私自身の収入がゼロであるせいか、貧乏話を書いたエッセイが好きになりました。今日、図書館で借りてきたのは車谷兄いの『錢金について』。冒頭から貧乏話が炸裂しています。(以下、適当にまとめます。) ①大学卒業後、出張旅費も出さない超安月給の…

ドストエフスキーと日本 『白痴』

ドストエフスキーの『白痴』を読んでいたら、日本のことがちょこっと書かれていたので、忘れないように抜粋しておきます。場面としては、ある女性をめぐって騒動が起きた後、その騒動に参加していた二人の人物が会話をする場面です。(以下、抜粋) 「ねえ、…

英語は英語で? 『英語教育幻想』(ちくま新書)

「英語は英語で学んだほうがよい」というのは幻想であると、『英語教育幻想』の著者である久保田竜子先生は断言します。(以下、抜粋) これはある種の同化主義であり、言語的少数派が多数派社会で生きていく中で強要されてきた概念です。歴史的に少数派は言…

ノンネイティブスピーカー教師の長所『英語教育幻想』(ちくま新書)

今年の8月に発行された、ちくま新書『英語教育幻想』に、ノンネイティブスピーカー教師が持つ長所が書かれていました。(以下、抜粋) 英語の非母語話者である英語教師は、ネイティブスピーカーの英語教師と比べて、さまざまな長所があります。まず、これら…

孫との散歩

真面目な勉強家!北川景子さん(10月21日「読売新聞」)

本日の読売新聞の「進学特集2019」というページで、北川景子さんの学生時代についてのインタビュー記事が掲載されていました。高校2年の時にスカウトされたという北川さん、高校時代にはまとまった睡眠時間が取れず、睡眠は移動中のバスの中で確保したとのこ…

寛容が生む生産性(10月21日「読売新聞」)

本日の読売新聞の書評欄で『カミングアウト LGBTの社員とその同僚に贈るメッセージ』という本が紹介されていました。著者は、ジョン・ブラウンというイギリス人で、多国籍企業・BPの元CEOであった彼は、ゲイであることをゴシップ氏に暴かれ、辞職したとのこ…

母が不倫!?(10月20日「悩みのるつぼ」)

本日の朝日新聞の別冊(?)の「悩みのるつぼ」は、母親がこっそり不倫をしているのをどうしたらよいかという、男子高校生からの相談でした。回答者は、社会学者の上野千鶴子先生です。(以下、抜粋) 高校生の母ならまだ40代。その母に一生「女であること」…

言葉の力?(10月20日「天声人語」)

本日の朝日新聞「天声人語」に、アメリカで行われた興味深い実験のことが書かれていました。(以下、抜粋) 大学生たちに算数の問題を解かせ、正解の数に応じて賞金を与える。ただし監督の目は緩く、ごまかすことも可能だった。実験の前、一つのグループには…

卵?玉子? 『もの食う本』(木村衣有子)

ず~っと、心の隅っこでひっかかっていた疑問に、「卵」なのか「玉子」なのかという問題がありました。『もの食う本』の中で、木村さんは次のように書いています。(以下、抜粋) 「卵」と書くか「玉子」と書くか迷った末に「卵」に決めた。「子」という字が…

文化にもってゆく京都 『もの食う本』(木村衣有子)

いろいろな本に書かれている「食」に関する話を紹介してくれる『もの食う本』。その中で紹介されている『ひとり飲む、京都』という本に書かれている、イノダコーヒ京都。(抜粋した文章を含む抜粋で、わかりにくいと思いますが、以下、抜粋) <湯を沸かす大…

ほしいもと原発 『もの食う本』(木村衣有子)

図書館でたまたま借りてきた『もの食う本』(ちくま文庫)という本。いろいろな本に書かれている「食」に関する部分を紹介しながら、木村さん自身の考察も付け加えてある、なかなか充実したエッセイ集です。(以下、抜粋) 気付いたことがある。御前崎市、東…