2018-01-01から1年間の記事一覧

標本が本物!(12月29日「朝日新聞」)

昨日の朝日新聞の記事で、一番印象に残ったのが、「模型のはずが本物の頭蓋骨 各地の学校に」というタイトルの記事。鹿児島・大分・福井の三つの県の高校で見つかったとのこと。そのうち、鹿児島と大分は「恐怖を感じる生徒がいるかもしれない」ということで…

元プロボクサーのお医者さん! 『医と人間』(岩波新書)

『医と人間』は、何人かの医療従事者による文章から成り立っていますが、その中で「被災地に学ぶ」という文章の著者である川島実氏が、異色の経歴の持ち主なので、記録しておきます。(以下、抜粋) 1974年生まれ。京都大学医学部在学中にボクシングでプロデ…

年老いた父と銀行へ

80代後半になり、耳が不自由になり、字も書けなくなった父を無理やり連れだして、近くの銀行に行きました。正月前にお金をおろしておいた方がいいと思ったからです。窓口のかわいこちゃんの女性は、私が「父の口座ですが、父も来ています」と言ったところ、…

HALは(新しい医療の)あけぼの 『医と人間』(岩波新書)

『医と人間』に、HAL(ハル)について書かれていました。(以下、適当にまとめておきます。) ①身につけることで人の身体機能を改善・補助・拡張することを目的として開発されたのがHAL。 ②HALは、人とロボットをつなぎ、機能的に一体化させることに成功した…

いろんな葬送 『これからの死に方』(平凡社新書)

『これからの死に方』によると、土葬を禁じた法律はなく、各地方自治体が、その地域の実情に合わせて、土葬できる区域を制限したり禁止したりした条例を設けているだけとのこと。ちなみに2013年度の統計では、全国の死亡総数132万人あまりのうち、土葬された…

断水ングオールナイト

近くで水道工事があり、昨夜の11時から今日の朝6時まで断水。断水って、①「水を出そうとする行為自体が禁止」なのか、②「出そうとする行為は許されるけど、水が出ない」のか、どっちなのでしょう。夜間のトイレが近い私は、とりあえず「小」をしましたが、①…

チョー疲れた!

長男のお嫁さんに頼まれて、孫(11カ月)のスイミングに付き合ってプールに入りました。他の参加者は若いママさんばっかり(´;ω;`)。私の孫、最初は他の赤ちゃんたちと同じように、水の中でも平気だったのですが、途中からプールサイドで応援するママの顔ば…

観ていられなかった犬神家

昨夜、横溝正史原作の『犬神家の一族』のリメイク版を放映していましたが、昔の印象が強烈に残っているので、10分ぐらいでテレビを切ってしまいました。特に、女中さん役の坂口良子さんが好きだったので、他の女優さんには演じてほしくないなどと、わがまま…

プレゼントは味噌ビール!?

昨日、長男夫婦が孫を連れて私の家に来ました。私へのクリスマスプレゼントは、なんと、味噌屋さんが作っているビール。微妙な感じもしますが、せっかくのいただき物なので本日の夜、味わってみたいと思います。

『たのしい ようちえん』の思い出

4歳か5歳のころ、『たのしい ようちえん』という本が好きになり、父親が出張に行く時も、お土産にその本を頼みました。ところが、買ってきたのは、『ようちえん』という別の本。泣いてだだをこねる私のために、父は出張の疲れがあったにもかかわらず、遠く…

『あなたもきっとできる 気持ちがラクになる介護』(主婦の友社)

「気持ちがラクになった」とは、とても言えませんが、認知症のお年寄りとの接し方、施設の種類などが書かれていて、参考になりました。特に、実際に介護を経験した人の体験談には心を打たれました。その中でも、19歳の時から30年間にわたって、実父や姑など…

本日(H30.12.21)の霧

本日の朝8時半ごろ、近所の橋の上を通ったところ、あまりにも深い霧がかかっていたので、記念撮影をしました。川の上流を撮ったのですが、数百メートル先にあるはずの橋もぼんやりとしか見ませんでした。橋の上の車道は通勤ラッシュで混雑していましたが、私…

ステキな遠回り 『阿房(あほう)列車』(ちくま文庫)

「雪中新潟阿房列車」という章に、面白いエピソードが書かれていました。(以下、抜粋) 新潟は初めてではない。 大正十二年の大地震より何年か前に行った事がある。 その当時、陸軍教授を拝命し、陸軍士官学校の教官であった。季節はよく覚えていないが、多…

家族の再生 『フリーター、家を買う』(有川浩)

軽妙なタイトルに惹かれて借りましたが、前半の暗さに驚きました。(未読の人もいらっしゃると思うので、詳しい内容は控えます。)「あとがき」によると、作者自身が内定を一つも取れなくて、社会人になってから数年間バイトや派遣で凌いだとのこと。 以前、…

意味のない旅 『阿房(あほう)列車』(ちくま文庫)

『内田百閒集成 1』の『阿房(あほう)列車』、裏表紙に書かれている作品内容の紹介が面白く、迷わず借りてきました。(以下、作品紹介より) 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和25年、百閒先生は旅に出た。道づれ…

最悪に近い再出発(´;ω;`)

昨日の午後、久しぶりにアルバイト的な仕事をしました。ところが朝から胃腸の調子が悪く、昼には何も食べられない状態。何とか職場に行き、必要最低限のことはこなしたつもりですが、体調の悪さを隠すのに必死で、帰宅したら熱が出ていました。夜も、水分補…

高プロの本音 『ルポ 中年フリーター』(NHK出版新書)

今年の11月に発行された『ルポ 中年フリーター』には、高度プロフェッショナル制度について、批判的な見方が書かれています。高度プロフェッショナル制度(高プロ)とは、高収入の専門職を時間外労働の規制から外す制度。(以下、抜粋) 労働界の猛反対を押…

沖縄はゴミ箱!?(12月15日「朝日新聞」)

昨日の朝日新聞は、辺野古関連の記事が多かったのですが、最も印象に残ったのは、第37面(最後から2ページ目)の記事でした。(以下、抜粋) 14日午前11時半すぎ、沖縄県北谷町の平良亜紗美さん(32)はスマートフォンのニュースで、辺野古沿岸に土砂が投入…

記録はあるけど記憶がない!

終活の手始めとして、押し入れにたまっている「遺品(となる物)」の整理をしていたら、大学5回生の時の手帳が出てきました。月間予定の12月19日の欄に、「11時 東出口」と書いてあって、赤鉛筆で囲ってありますが、35年後の今となっては、何のことやらさっ…

これで私もカブ主に!(小カブの収穫)

10月初旬に植えた小カブ、試しに1本抜いてみました。予想通り、根っこ(本体)は小さいのですが、葉っぱは大きく、配偶者が「料理に使える」と言ってくれました。そもそも「小カブ」というぐらいですから、「小さいことはいいことだ!」と、解釈することにし…

元気が出るエピソード(12月12日「日本経済新聞」)

本日の日本経済新聞に、「新社会人応援講座」というページがあり、「人生の『壁』偉人はどうした? 生き方・名言から学ぶ」というタイトルで、何人かの偉人のことが書かれていました。私がもっとも印象深く読んだのはエジソンについて書かれた部分です。(以…

天文学的確率の偶然!?(ボイジャー2号)

昨日、ボイジャー1号のことについて書きましたが、本日の新聞(地方紙)に、ボイジャー2号が太陽系を出たという記事が載っていました。こんな偶然は天文学的確率でしか起きないのではないかと思いました。(ちょっと大げさですねm(__)m。)「自分もがんばっ…

隣の恒星☆ 『宇宙はどこまで行けるか』(中公新書)

ボイジャー1号についての興味深い内容を、適当にまとめておきます。(自分で調べた内容も含んでいます。) ①打ち上げられたのは1977年。2017年12月にNASAは、「探査機ボイジャー1号の軌道修正用スラスタを37年ぶりに動作させることに成功」と発表した。 ②ボ…

美しい! けれども・・・

親友から、美しい写真が送られてきました。書かれていたコメントは一言「寒い」。

なぜか紛失(´;ω;`)腕時計

腕時計を(おそらく)自宅で紛失しました。自宅では、はずしていることが多いので、時計がすねたのだと思います。しかたなく、もう一つ持っていた腕時計(写真)を使うことにしました。これは2年ほど前、たまたま入った飲み屋さんで、私の知らない二人のお客…

イオンとプラズマ 『宇宙はどこまで行けるか』(中公新書)

「はやぶさ」で使われていたというイオンエンジン。エンジンの構造については、よくわかりませんでしたが、「そもそもイオン(および、プラズマ)とは何か?」という 説明が書かれていたので、適当にまとめておきます。 ①プラズマとは、原子から電子が離れて…

文学は壁を崩す営み!?(12月8日「朝日新聞」)

昨日の朝日新聞の「カルチャー」ページに池澤夏樹氏の文章があり、印象的な部分がありました。「ヨーロッパ文芸フェスティバル/国際文芸フェスティバルTOKYO」に参加した時のことと、「かつてエホバは人間の力を削ぐために、バベルの塔を築く者たちを言葉の…

光を発する人体? 『宇宙はどこまで行けるか』(中公新書)

『宇宙はどこまで行けるか』には、物理学の公式も書かれていますが、素人にもわかるように丁寧に説明してくれるので、今までほとんど興味がなかったにもかかわらず、惹きこまれてしまいます。たとえば、次の部分、(以下、抜粋) 自然の原則として、全ての物…

生きる理由(12月8日「朝日新聞」)

本日の朝日新聞、第一面にある「折々のことば」で紹介されている言葉が印象的でした。それは、 生にはなんの意味もないという事実は、生きる理由の一つになる。 という、ルーマニア出身の思想家であるシオランという人の言葉です。この言葉の解説については…

人工衛星の軌道 『宇宙はどこまで行けるか』(中公新書)

いくつかの新聞の書評欄で紹介されていた『宇宙はどこまで行けるか』という本を読み始めました。まだ10ページぐらいしか読んでいなくて、どこまで読めるか不明ですが、人工衛星の軌道の条件が書かれていました。その条件とは、 ①高度300キロメートル ②秒速7.…