隣の恒星☆ 『宇宙はどこまで行けるか』(中公新書)

 ボイジャー1号についての興味深い内容を、適当にまとめておきます。(自分で調べた内容も含んでいます。)

①打ち上げられたのは1977年。2017年12月にNASAは、「探査機ボイジャー1号の軌道修正用スラスタを37年ぶりに動作させることに成功」と発表した。
ボイジャー1号は、2012年に太陽系を脱出した。
③太陽系の外で、もっとも太陽に近い恒星は、アルファ・ケンタウリ(ケンタウルス座のアルファ星)。
④太陽を東京駅、地球を横浜とすると、海王星は北九州になり、アルファ・ケンタウリは地球の外に出てしまう。
⑤太陽を東京駅、海王星を1キロ離れた有楽町の少し先あたりとすると、ボイジャーは5キロ離れた位置にあり、まだ品川や新宿にも届いていない。ところが、アルファ・ケンタウリは東京から8900キロ離れたベルリンかロサンゼルス辺りになる。
⑥それでもアルファ・ケンタウリは、4光年しか離れていない「お隣さん」。
ボイジャーが、まっすぐアルファ・ケンタウリを目指しているとしても、到着は、7万7000年後になる。
⑧ちなみにボイジャーは、秒速17キロメートルで、史上もっとも速く進む人工物。

 気の遠くなるような話ですね