元気が出るエピソード(12月12日「日本経済新聞」)

 本日の日本経済新聞に、「新社会人応援講座」というページがあり、「人生の『壁』偉人はどうした? 生き方・名言から学ぶ」というタイトルで、何人かの偉人のことが書かれていました。私がもっとも印象深く読んだのはエジソンについて書かれた部分です。(以下、抜粋)

 困難を克服したのは「発明王トーマス・エジソンも同じ。数々の発明と現在に続くゼネラル・エレクトリック(GE)を設立するなど、栄光をつかんだエジソンも前半生は苦難の連続。学校の授業について行けず、駅の新聞売りや鉄道の電信係など職を転々とした。
 彼を支えたのも前向き思考だ。「私は今までに一度も失敗したことがない。電球が光らないという発見を2万回も成し遂げたのだ」。火事で蓄音機工場を失った時も、「こんな大火事はめったに見られないぞ」と家族を呼んで見物したエピソードが残る。
 レコード、電話の研究に大きな障害となった自らの難聴も、「雑音が聞こえないから読書に没頭できる」と笑い飛ばした。(抜粋、終わり)

 ここまで徹底的に前向きに生きることができるって、うらやましい限りだと思います。もちろん、凡人の数十倍の努力はしたのでしょうが、それをユーモアで表現できるという点でも、天才的な人だったのですね。