2018-08-14から1日間の記事一覧

悪徳と哲学 『新ジュスティーヌ』(マルキ・ド・サド)

『新ジュスティーヌ』は、殺人をも意に介さない酒池肉林と、それを正当化する哲学的主張ばかりの小説で、あまり面白く感じませんでした。しかたなく訳者の澁澤龍彦氏の『サド侯爵』というエッセーも読んでみたところ、意外なことが書かれていたので2点にま…

蛇になった夢

蛇になった夢を見たので、夏目漱石の『夢十夜』のような感じで記録しておきます。 こんな夢を見た。狭いグランドを何週も走る競技に出場していた私は、いつの間にかトップを走っていた。他の選手との差を広げながらも、左右の足を交互に出して走る走り方がま…