蛇になった夢

 蛇になった夢を見たので、夏目漱石の『夢十夜』のような感じで記録しておきます。

 こんな夢を見た。狭いグランドを何週も走る競技に出場していた私は、いつの間にかトップを走っていた。他の選手との差を広げながらも、左右の足を交互に出して走る走り方がまどろっこしくなり、地面を滑るように進んで、気が付いたら蛇になっていた。ますます独走態勢に入ったが、速すぎて何週走ったかもわからなくなり、「もう十分だろう」と思った時点で進むのをやめた。もう一人の私が上空からグランドを見下ろすと長大な蛇がグランドの周回上に輪になって寝そべっていたが、疲れたのか腹を上にしていたので、上空からそれを見た私は「ブザマだな~」と思った。グランドには他の人たちはいなくなっていたが、そのことは全く気にならなかった。(夢の記録、終わり)

 このような夢を見たのは、昨夜、市が主催する「ふるさと踊り」に、町内の代表として参加したからだと考えています。市の中央公園を、参加者が踊りながら輪になってぐるぐる回るという感じだったので、その時の印象が強かったのだと思うのです。
 ちなみに私は、毒蛇は苦手ですが、蛇そのものは嫌いではないので、どちらかというと「いい夢」だと感じました。