2020-06-30から1日間の記事一覧

文系にも面白い数学の本『どんな数にも物語がある 驚きと発見の数学』(アレックス・ベロス)

数式も当然書かれていますが、それよりも、数学にまつわる話題が数多く載せられていて、超文系(!)の私でも楽しく読むことができました。興味深かった一例を挙げると、厚さ0.1ミリの紙を折り曲げていくという、指数関数の話。なんと42回折るだけで、月を通…

檸檬爆弾の意味

梶井基次郎の小説『檸檬』の最後に、積み上げた画集の上に檸檬を置いたままにして、丸善を出ていくという場面があり、語り手は、その後檸檬が大爆発をする想像をします。その意味について考えてみました。 私は、「爆弾に見立てた檸檬をそのままにして丸善を…