文系にも面白い数学の本『どんな数にも物語がある 驚きと発見の数学』(アレックス・ベロス)

 数式も当然書かれていますが、それよりも、数学にまつわる話題が数多く載せられていて、超文系(!)の私でも楽しく読むことができました。興味深かった一例を挙げると、厚さ0.1ミリの紙を折り曲げていくという、指数関数の話。なんと42回折るだけで、月を通り越してしまうとのこと。信じられなかった私は、実際に自分で計算してみましたが、実際にその通りの計算結果になりました。フラクタル図形の怖い(!)写真もあり、どの分野でも楽しむことができます。ただ、2,000円以上するので、まずは図書館で探してみるのがよいと思います。