「二匹の蛙」の話 『アドラー心理学入門』(ベスト新書)

 アドラー心理学については、よく理解していないのですが、「二匹の蛙」の話には感心しました。(以下、適当にまとめておきます。)

①二匹の蛙がミルク壺に落ちた。
②一匹の蛙は、ああもう駄目だ、と叫んで諦め、何もしないで溺れて死んでしまった。
③もう一匹の蛙は、何とかしようともがいて、足を蹴って一生懸命に泳いだ。
④泳いでいるうちに、ミルクがチーズに固まったので、その上に乗って外に飛び出すことができた。(まとめ、終わり)

 「現実をありのままに見て、そこから出発すること」が大切だということで、次の一文を心に留めておきたいと思います。(以下、抜粋)

 とりあえず、できることをしてみれば事態は変わるときは変わります。(抜粋、終わり)