2018-06-27から1日間の記事一覧

昭和4年の文春砲?

永井荷風の『墨東奇譚』(さんずい偏の「ぼく」に変換できません(´;ω;`))を読み始めたのですが、作者の永井は、カフェーに出入りしたことから、昭和4年4月号の『文藝春秋』で、「生存させて置いてはならない」と攻撃されたとのこと。今から90年ぐらい前…

『少将滋幹(しげもと)の母』(谷崎潤一郎)を読んで

前半に二つ、興味深いエピソードが書かれています。①権力者である左大臣時平が、自分の伯父である国経から美人の妻を奪い取る話。②平中という貴族が、好きな女性の「おまる」を奪って中を確認する話。・・・特に2番目の話は、スカトロジーってやつですかね? …