2018-07-18から1日間の記事一覧

教育の病理を鋭くえぐる『YELL』(いきものがかり)

『暴走する能力主義』(ちくま新書)を読んでいて、いきものがかりの名曲『YELL』を思い出しました。その歌詞の一節を抜粋します。(以下、抜粋) 僕らは なぜ 答えを焦って 宛(あて)の無い 暗がりに 自己(じぶん)を探すのだろう 誰かを ただ 想う涙も …

「三国志」の違和感 『劉備と諸葛亮』

三国の中で、蜀の劉備と諸葛亮が特に英雄視されることに違和感を持っていましたが、文春新書『劉備と諸葛亮』を読んで、自分の違和感が間違っていなかったことがわかり、ほっとしました。特に天才軍師扱いをされる諸葛亮が、決して実戦が上手ではなかったと…