1917(大正6)年に書かれた『天守物語』。姫路城の和やかな場面で始まりますが、お城のお姫様に客として来た、亀姫の手土産は男(自分の夫)の生首という、とんでもない戯曲です。ただ、終わり方がイマイチなので、名作という扱いにはならなかったのでしょう…
「涼」を求めて、何10年かぶりに読み返した『雪国』ですが、主人公の島村という男性には全く感情移入できませんでした。親譲りの財産で生活し、妻子が東京にいるのに、温泉町の芸者駒子に頻繁に会いに行き、何日も逗留する・・・なんて しかも、駒子とも行きず…
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