2018-11-18から1日間の記事一覧

猫愛小説 『ノラや』(内田百閒)

タイトルから内容が類推できてしまう小説は、あまり読む気がせず、『ノラや』も百閒先生の作品集を読む「ついで」として読んだのですが、印象的な作品でした。愛猫であるノラの失踪後の、百閒先生の悲しみが切々と書かれていて、猫を飼ってもいない私にまで…

『考えるとはどういうことか』(11月17日「朝日新聞」)

昨日の朝日新聞の書評欄で、『考えるとはどういうことか』という本が紹介されていました。書評を書いたのは立正大学教授の野矢茂樹先生です。(以下、抜粋) 私たちの多くは、自由に考えてはいないし、自由に喋ってもいない。そしてもしかしたらそのことを自…