『その症状、本当に認知症ですか』(扶桑社新書)を読んで

 今まで漠然と「認知症アルツハイマー病」と考えてきましたが、それが間違いだということがわかりました。認知症とは「脳の神経細胞が障害され、記憶や学習、判断などの機能が低下し、日常生活に支障が出てきた状態」のことで、アルツハイマー病は、そのような状態を引き起こす病気の一つであり、そのような状態を引き起こす病気は他にもいろいろあるとのこと。私が特に怖いと感じたのは、「レビー小体型認知症」。その特徴的な症状が「幻視」で、「カーテンの陰に人が隠れている」「庭から誰かが室内をのぞいている」などの様子がありありと見えるそうです。最後に「予防」について書かれており、「ポジティブな生き方」「人との関わり」なども予防につながるらしいので、忘れないために、ここに記録しておきます。