京都の疎水は128歳!(10月29日「日本経済新聞」)

 本日の日本経済新聞に、京都の疎水のことが書かれていました。(以下、抜粋)

 疎水のⅠ期工事は1890年(明治23年)に竣工。琵琶湖から導いた水は京都市民の水道水源になった。翌年には一般供給用として国内初の水力発電所である蹴上発電所が運転を始め、紡績工場に電気を供給、市電を動かした。日本における産業革命の始まりだ。
 疎水は今も市街を潤し発電所は電灯をともす。(抜粋、終わり)

 ちなみに、疎水工事の担当技師になったのは、田辺朔郎という21歳の青年だったとのこと。京都・東山の南禅寺近くにある琵琶湖疎水のトンネル出口には、「藉水利資人口(すいりをかりてじんこうをたすく)」と刻まれた、彼の筆による扁額があるそうなので、行ってみたいと思いました。