2018-09-23から1日間の記事一覧
本日の読売新聞の書評欄で『マルクス 資本論』(角川選書)という本が紹介されていてびっくり(*_*)。しかも「記者が選ぶ」というコーナー。一瞬、間違って朝日新聞を買ったのかな?と思ってしまいました。紹介文の中で、印象的な部分を抜粋しておきます。(…
今年の8月21日に発行されたばかりの岩波新書『初期仏教』。サブタイトルは「ブッダの思想をたどる」。最新の研究をもとに、タイトル通り、ブッダの思想を厳密にたどった本です。この本を読んで、初期の仏教は、念仏でも修行でもなく、「生き方」ということに…
すっかりお気に入りになった平松さんのエッセイ集。食に関する豊富な話題に感心しますが、「ニラを細かく刻んで入れただけの味噌汁」「芽と根を取ったもやしだけのもやし炒め」など、実用的な内容もあります。さらに、本に関する話題もあり、車谷長吉さんの…
岩波文庫『夫婦善哉 正続 他十二篇』(織田作之助)を、本日図書館に返すので、「他十二篇」の中で、印象に残っている作品を、記録しておきます。 ①「雪の夜」・・・別府に流れて行った破滅型の夫婦の悲惨な話。 ②「雨」・・・秀才かつ美少年でありながら性格が悪…